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TOPICSトピックス

2022.05.24 お知らせ

JSPS研究拠点形成事業 国際交流プログラムのご案内(2022年度)

JSPS 研究拠点形成事業「個別化医療に向けたデータ駆動型医学国際研究拠点」では、個別化医療の確⽴のために、学際的な⼈材育成を⽬指しています。今年度、ルクセンブルグ⼤学と慶應義塾⼤学、理化学研究所、千葉⼤学の間で、⼈材交流を行うプログラムを実施します。ルクセンブルグ⼤学にはデータ解析、実験科学をはじめ、様々な専⾨分野の連携研究室が揃っています。本プログラムでは、ルクセンブルクへの渡航や宿泊、実験に必要な消耗品等の費用を負担し、希望する研究室での実験・解析技術の習得やディスカッション、共同研究の機会を提供します。幅広い医療情報の解析、疾患モデルの構築、これらの⼿法を通じた個別化医療の確⽴に関⼼のある学⽣や研究者の皆さんの応募をお待ちしています。

参加を希望される方は、以下の応募の際の注意事項および、派遣先となる研究室のリストを確認の上、募集要項>応募方法にある応募フォームより応募してください。

不明な点については、千葉大学大学院医学研究院 人工知能(AI)医学 山本(keiko-y@chiba-u.jp)までお問合せ下さい。

 

募集要項

対象:教職員、研究員、大学院生(学部生は不可)
なお、千葉大学医学部・附属病院所属の方、および理化学研究所、慶應義塾大学医学部のいずれかに所属の方を対象とさせていただきます。

募集人数:若干名

派遣期間:1週間〜
派遣先の国および⽇本の感染状況によっては、帰国時の隔離などの措置が取られる可能性があります。
帰国が年度をまたがないよう、ご計画ください。

派遣開始:2022年8⽉以降(時期は応相談)

応募期間:2022年6月14日(火)~
応募は随時受け付けておりますが、定員に届き次第、締め切らせていただきます。渡航の希望があるものの、まだ時期が決められないなどの場合には、応募フォームにその旨お知らせいただければ、ご相談させていただきます。

プログラムからの⽀給対象:渡航費、現地滞在費 、実験に必要な消耗品などの経費、日本出国時のPCR検査費用など
食費は支給対象には含まれません。また感染状況の悪化に伴い、帰国時の隔離が必要になった場合、自己隔離のための宿泊施設での宿泊については支給対象にはなりませんのでご注意ください。

派遣先研究室

Keywords

Computational Biology Group
Prof. Dr. Antonio del Sol Mesa

cellular differentiation and reprogramming, molecular networks, network-based models, disease states

Developmental and Cellular Biology Group
Prof. Dr. Jens Schwamborn

Parkinson’s disease, developmental processes, human stem cells, disease models, cellular and molecular processes

Integrative Cell Signalling group
Associate Prof. Dr. Alexander Skupin

signalling pathways, Parkinson’s disease, disease-related perturbations at single cell resolution

Systems Ecology Group
Prof. Dr. Paul Wilmes

human host-associated microbiota, lipid accumulating microbial communities, multiscale models

Translational Neuroscience Group

Prof. Dr. Rejko Krüger

molecular signalling pathways leading to neurodegeneration in Parkinson’s disease, novel interacting proteins, characterization of proteasomal function, analyses of mitochondrial function and dynamics, the effects of cell viability in cellular and transgenic animal models of the disease

Neuroinflammation group
Prof. Dr. Michael Heneka

molecular mechanisms of inflammatory regulation in a variety of neurodegenerative diseases, the cellular interactions between microglia, neurons, astrocytes, and oligodendrocytes through tunnelling nanotubes

Immunology & Genetics
Prof. Dr. Dirk Brenner

metabolic regulation of the immune system, inflammation, cancer, a coordinated immune response, homeostasis, the molecular, metabolic and cellular processes of inflammation

Environmental Cheminformatics
Prof. Dr. Emma Schymanski

comprehensive identification of known and unknown chemicals in our environment to investigate their effects on health and disease

Digital Medicine Group
Prof. Dr. Jochen Klucken

digitalization in medicine, personalised digital healthcare solutions, Parkinson’s disease

なお、上記以外でLuxembourg Centre for Systems Biomedicineの研究室への派遣希望がある場合については、応募フォームの備考欄にてご相談ください。ルクセンブルク側コーディネーターを通じ、先方が受入可能かどうか問合せをいたします。
Luxembourg Centre for Systems Biomedicine  https://wwwen.uni.lu/lcsb/research

 

応募⽅法:以下の応募フォームに必要事項をご記⼊ください。6月14日より応募可能となります。記入は英語でお願いいたします。

なお派遣希望先との調整の際にCVの提出をお願いしますので、あらかじめご用意いただくとスムーズです。

応募フォームはこちら

応募以降の流れ
日本側コーディネーターが派遣希望先やルクセンブルク側コーディネーターとの間に入り、準備を進めていきます。応募から最短で2か月程度の期間が必要となります。
① 派遣希望先および受入期間の調整
② 受入および日程の確定
③ 応募者派遣についての招聘状発行依頼
④ 習得希望内容に応じたオンラインコースなどを応募者が受講(必要に応じて)
⑤ 派遣希望先とのプレディスカッション(応募者、派遣先PIもしくは派遣時対応研究者、日本側コーディネーターが参加。応募者の簡単な研究紹介、派遣時に習得したい内容の詳細などについてディスカッション)
⑥ 応募者による航空券の手配
⑦ 応募者によるワクチンパスポート(ルクセンブルク国内用)取得のための書類申請
⑧ 出入国のルール変更についての確認(帰国時の待機期間の有無など)
⑨ ルクセンブルク側コーディネーターとの現地入り時の最終確認
⑩ 渡航

注意事項

海外派遣の手続きについて
ご自身の所属において、海外派遣に際しての手続きが必要かどうか、ご確認をお願いいたします。千葉大学については以下をご確認ください。

⼤学院⽣については本学HPにも記載の通り、事前の相談が必要です。
相談先:亥⿐地区事務部学務課⼤学院係 sah5234@office.chiba-u.jp
※HP記載の事前相談先は千葉⼤学学務部留学⽣課ですが、直接提出するのではなく亥⿐地区事務部学務課⼤学院係を経由して、ご提出ください。
URL:https://www.chiba-u.ac.jp/others/topics/2020covid-19/tokou_202101-03term.html
また教員・附属病院医員についても、渡航の1か⽉前までに千葉⼤学新型コロナウイルス危機対策本部へ海外渡航連絡票の提出が必要となります。連絡票のフォーマットおよび詳細は、添付の海外渡航留意点をご確認の上、海外渡航連絡票をご⾃⾝の所属に応じた下記担当係へ御提出の程お願いいたします。
提出先:医学部籍の⽅ 亥⿐地区事務部総務課労務係 inohana-roumu@chiba-u.jp
病院籍の⽅ 附属病院総務課総務係 byoin-soumu@office.chiba-u.jp
※事前相談先は危機対策本部となっていますが、直接提出するのではなく、医学部籍の⽅は亥⿐地区事務部総務課労務係、病院籍の⽅は病院総務課総務係を経由して、ご提出ください。

派遣先研究室からの受入について
研究室の受け入れ可能な人数を超える応募があった場合、ご希望に添えない可能性があります。
派遣先研究室からの受け入れ受諾をもって、派遣を確定します。受入可否について、1週間程度でご連絡差し上げる想定ですが、感染状況や派遣先研究室の都合で前後する可能性があります。

派遣の期間変更や中止について
感染状況によっては、派遣の期間変更や中止の可能性もあります。予めご了承ください。
また体調不良他、渡航が難しい状況になった場合には、速やかに千葉大学大学院医学研究院 人工知能(AI)医学 山本(keiko-y@chiba-u.jp)までご連絡をお願いします。

新型コロナウイルスワクチン接種について
本プログラムへの参加に際し、新型コロナウイルスワクチンの3回接種を強く推奨します。
ルクセンブルクではワクチンパスポートの制度*(COVID CHECK, 3Gレベル)が導入され、感染状況に応じた運用が行われています。日本で3回接種済みであれば、日本の接種証明を基にCOVID CHECKの証明を取得することができます。COVID CHECKの証明が得られない場合には、建物への立ち入りやレストラン入店などでの制限を受けることになります。検査の陰性証明で代替することも可能ですが、ルクセンブルク大学から離れた別の街に毎日アクセスすることになり(キャンパス内に検査施設がないため)、交流が非常に難しくなります。
2回目接種から9か月以内の状態での渡航でもCOVID CHECKの証明を得ることは可能ですが、帰国時に自主隔離を求められます(3回接種済みの場合は隔離不要、2022年5月23日時点)。
*入国時の接種状況の確認とは別の制度

交流プログラムについての問合せ先
不明な点については、千葉大学大学院医学研究院 人工知能(AI)医学 山本(keiko-y@chiba-u.jp)までお問合せ下さい。
また、6月3日まで質問フォームにて匿名での質問も可能です。6月8日から閲覧可能となる、交流プログラム説明会の動画の中でお答えしていく予定です。下記のリンクよりご確認ください。

JSPS研究拠点形成事業 国際交流プログラムの説明会のお知らせ

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